2012年5月5日土曜日

ニキビについて


1.ホルモンの関与

男性ホルモンの分泌量増加や男性ホルモンに対して皮脂腺の感受性が高いと、脂腺細胞が増加し、皮脂分泌量が増大する。大量に皮脂が分泌されても皮脂が毛穴より正常に出ていけばニキビにはならない。様々な理由で毛穴に皮脂が貯まったときにコメドが形成されニキビとなる。

男性ホルモン阻害剤
男性ホルモンの邪魔をする経口避妊薬や総合代謝ホルモン剤のメサルモンFが治療薬となるが、抗男性ホルモン剤の投与は専門医の分野になるため一般にはあまり用いられていないようである。

2.コメドの形成

コメドとは角質層と皮脂が混ざったもので、皮脂が分解して出来た遊離脂肪酸の色が白いため、白いものが詰まっているように見える。通常の毛穴の壁にある角質細胞は薄く簡単に壊れ毛穴から排出されるが、コメドでは角質細胞がぶ厚く固い角質細胞となるため剥がれず、そのため毛穴内で皮脂や角質詰まってしまう。

皮膚科医は石鹸洗顔を推奨するが、この場合、蒸しタオルで毛穴を十分広げてから洗顔しないと洗顔不足となる。なぜなら、ニキビの原因は毛穴に詰まったものが原因である。ただ単に洗顔しても皮膚表面の汚れがとれるだけで、なかなか毛穴に詰まった汚れまでは落ちにくい。これでは自分では洗顔しているつもりでも、実際は毛穴の汚れがとれていないので、石鹸が合ってないと悩むはめになる。
また、洗顔のやりすぎも問題である。細菌、空気中の埃や汗、遊離脂肪酸や過酸化脂質などを皮膚表面から洗い流すのはスキンケアの基本であるが、洗顔のやり過ぎで皮膚のバリア成分であるセラミドが流出し、その結果バリア機能が弱まり刺激物質の作用が受けやすくなる。洗浄ばかりに気を取られると、洗浄後に様々な皮膚トラ� �ルが発生するので要注意である。

毛穴の洗浄不足
ニキビの洗顔は毛穴の洗浄がメインとなる。そのため、蒸しタオルで毛穴を十分開かせてからが基本となる。石鹸洗顔が効果がないと感じる場合はまず、蒸しタオルで毛穴を開かせて洗顔を行って頂きたい。
また、泥パックもかなり有効で、洗顔料や石鹸で洗顔後、泥パックをすれば、毛穴に残った皮脂をさらに泥(ベントナイト)が吸い出すことが確認されている。ただし、これもやり過ぎると乾燥肌になってしまう。

3.白血球の真皮への侵入(活性酸素によるニキビ形成)

白血球(好中球)は細菌を攻撃するために活性酸素という強力な武器を持っているがそれが時として皮膚組織を破壊するやっかいな性質を持っている。
白血球の出す活性酸素による組織破壊は、我々の目には赤くなったニキビ(コメドの次の段階)として見える。さらに白血球が真皮に集まってくると膿(白血球)が貯まったニキビが形成される。老化や病気の原因は活性酸素であるとよく言われるが、ニキビの場合は白血球がつくる活性酸素が原因となる。

ここで、抗生物質というのは菌を殺すというイメージが先行しているが、実際はアクネ菌を殺す作用はさほど期待できず、むしろ白血球を皮膚表面へ侵入を許さないことによりその薬理効果を発揮する。非ステロイド系抗炎症剤のスタデルムクリームも白血球を呼び寄せない作用によりニキビ治療効果を持っている。
さらにアクネ菌が作り出す酵素によって皮脂が分解し、遊離脂肪酸が白血球を呼び寄せる強い因子となる。この皮脂分解酵素を無効にできるのは抗生物質が強く、抗生物質により遊離脂肪酸の減少が確認されている。また、非ステロイド系抗炎症剤であるスタデルムクリームも皮脂分解酵素の活性を弱める。抗生物質は白血球に働きかけて、活性酸素を出しにくくさせるが、活性酸素そのものを消す能力は持っていな� �。そこで、注目されるのが、肌に塗ると吸収され、真皮にまで到達し、活性酸素を無効化するビタミンC誘導体である。
美容皮膚科やエステサロン、一部の美白化粧品ではアスコルビン酸リン酸マグネシウムという経皮吸収可能なビタミンC誘導体を使用してニキビ治療に成果を上げている。なお、「真皮にビタミンC誘導体が入っていき、白血球が出す活性酸素を無力化することにより、ニキビ治療効果を発揮する。活性酸素により皮膚の組織が破壊されないために、赤いニキビが急激に減少する。また、細胞に働きかけてコラーゲンの合成を促すために、活性酸素でできたニキビ跡の治療にも有効である」ということを聞き、プロビタミンC臨床研究班を組織し、効果のほどを見てみました。

白血球
白血球は自分を引き寄せるものが存存在すれば血管からすぐに出てきて、皮膚内に侵入してくる細菌や物質をライソゾーム酵素で細胞膜に穴を空けて、細胞死を誘導したり、数種類の活性酸素により侵入してきた菌を抹殺する。たとえば、アクネ菌は白血球を呼び寄せる物質を作る。また、遊離脂肪酸の刺激は、白血球が毛穴に引き寄せられ真皮の生きた細胞を活性酸素で破壊し、赤くなる皮膚炎を引き起こす。これにより、我々の目にはニキビ赤くなっているように見える。本来、細菌を殺す白血球が間違って自分の皮膚を破壊しているわけである。
抗生物質は塗った部分への白血球の侵入を阻止することにより、薬理効果を発揮する。また、ビタミンC誘導体は白血球が放出する活性酸素を無力化する� �とにより、その効果を発揮する。

4.不適切な化粧品

油分の多い化粧品は確実にニキビを増やす。なぜなら、アクネ菌は油を好む菌であり、顔面へオリーブ油、椿油を塗布するとアクネ菌に分解され、オレイン酸とグリセリンに分解される。できたオレイン酸はアクネ菌の増殖を促してしまう。これでは、なんのために洗顔をするのか意味がなくなってしまう。基本的にクレンジング剤を使用しなくても落ちる化粧品がいいのであるが、これだと汗をかくと化粧崩れが起きやすいという欠点がある。ROCのサンスクリーン剤など、油分があってもニキビを出来にくいことを売り物にする化粧品もあり、適切な化粧品を選ぶのは大切だと考える。

5.前髪による顔への刺激や顔を触る癖

ストレスは男性ホルモンの分泌を盛んにしてニキビを増悪させるが、顔を過剰に指で触れたりするくせをも誘発する。皮脂が本来少ない部分のフェイスラインにニキビが出来る場合は頬杖をついたり、顔を触ったりする癖により増悪し、額のニキビも髪の毛の接触によりニキビが増悪する。抗生物質も効かない重症のニキビ患者が顔を触れるくせを皮膚科医から注意されやめたところ、ニキビが急激に軽快したという報告であるほどで、顔を無意識に触るくせはニキビを重症化に導く。自分では無意識に触る人がほとんどなので、他人に注意してもらうように頼む必要がある。海外のニキビ治療でも顔を触る癖を患者に注意することは、薬の投与と同等に重要視されている。

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アクアチムクリーム、ローション(抗生物質)

保険適用されている外用抗生物質で、アクネ菌、黄色ブドウ球菌等に対する抗菌作用を持つほか、白血球に作用して、活性酸素の放出を抑制させるように働く。アクアチムにはクリームとローションの2種類あるが、ローションの方が効果が高い。

ビタミンC誘導体

女性誌や一部の健康雑誌でも取り上げられていてちょっとしたブームになっているが、美容皮膚科やエステサロンでは経皮吸収可能なビタミンC誘導体を使用して、白血球が出す活性酸素を無力化することにより、ニキビ治療をしている。イオン導入と言って、ビタミンC誘導体水溶液を電気的に皮膚内への吸収を高める方法もあるようである。

クリダマイシン(抗生物質)

ニキビ用には許可されていないので、保険適用外であるが、費用はたいしてかからない。もともと内服用であったが、ニキビに効果があるというので、外用に処方する医師が増えている。古典的なニキビ治療薬のテトラサイクリンよりアクネ菌に対する効果が高い。現在、クリダマイシンゲル剤が臨床中で、臨床試験成績はアクアチムより効果が高いという結果が得られている。

ケミカルピーリング

ニキビというのは結局、皮脂や白血球が毛穴に詰まって行き場がないために膨らんでしまう。そこで、角質細胞を溶かして出口をつくってやれば、あっけなく治るということで、酸で皮膚の一部を溶かして、膿をだして治療する。重症のニキビには有効であるが、たまに失敗することもある。費用が高額になるのも難点。

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抗生物質(エリスロマイシン、テトラサイクリン)


にきび頭皮用シャンプー

海外では相乗効果を期待して、抗生物質とトレチノインや過酸化ベンゾイルと共に使用されることが多い。外用だけでは効果が十分でないときに内服治療を行い、それでもだめなときは入院し点滴で抗生物質を投入する。
アクネ菌に作用して皮脂分解酵素の産出抑制や分解酵素の活性を低下させ、遊離脂肪酸をでき難くするほか、抗生物質を塗った部分への白血球の侵入阻止を阻む強力な作用、そして抗炎症作用をもつ。毛穴内のアクネ菌への殺菌効果は意外に弱く、菌量はさほど減らない。抗生物質のニキビへの効果は一般的に考えられている殺菌作用ではなく、白血球の真皮への侵入阻止による効果だと考えられている。

殺菌・角質剥離剤(サリチル酸、硫黄)

角質軟化・剥離作用が期待できる硫黄カンフルローション、角質剥離、抗炎症作用、弱い殺菌作用があるサリチル酸が米国FDAも安全で有効なニキビ治療薬として認めている。ただ、硫黄カンフルローションは刺激が少しあり、ピーリング力が強いため脂性肌が乾燥肌に変わってしまう可能性がある。サリチル酸は毛穴が詰まらないようする効果を持っている。

ビタミンB剤

中程度以上の人はビタミンBの潜在的な不足により、ニキビになることがある。

結局、ニキビというのは皮膚の局所で異常に菌が大量発生したり、皮脂が分泌されている状況です。白ニキビには効きませんが、赤いニキビは炎症を起こしている状態なので、そういう異常事態にはまず抗生物質をニキビ部分に塗って、もとの正常な皮膚の状態に戻してやることが必要でしょう。しかし、一部の人はニキビ部分の角層が肥厚するためバリア能力が上がり、抗生物質が皮膚へ浸透しない人がいます。そういう人は市販のサリチル酸入りローションで、肥厚した角層を剥がしながら、抗生物質の外用をする方がいいでしょう。抗生物質の内服は余りお勧めではありません。

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ここでは、皆様のニキビに対する考え方や格闘記をご紹介します。

いつでもご意見募集中なので、ご意見をメールでお願いします。また、一度投稿していただいても、いつでも変更は可能なので新しい知見があればまたすぐに教えて下さいな。

しんちゃん 2000.2
市販のニキビ治療薬や自家調製薬剤を使用してのニキビ治療記録

ニキビは15年来のつきあいで、なかなか治りそうで治らない。医者からもらった抗生物質を飲めば、すぐに治まるが、やめるとすぐに再発するという悪循環である。一言にニキビと言っても、重症になると入院して抗生物質の点滴をうたないと治らない場合もある。私のニキビは額、頬、口元、顎にそれぞれあるが比較的軽症の部類である。だから、比較的軽症の人には参考になればと考えている。

なぜ、自家調製をしてまでニキビ退治に乗り出したかというと、「ACNE AND ROSSACA」というニキビと赤ら顔についての百科事典なみに分厚い専門書をみたとき、私の皮膚の状態によく似た白人男性の顔写真が載っていて、これが「アクネクレーター」の症例として紹介されていたからである。お腹のすべすべした皮膚にくらべて、自分の顔の皮膚がザラザラしてオレンジの皮のような皮膚であるのが、長年不思議であったがようやく謎が解けたような気がした。すべてはニキビのせいであったようだ。もちろん、治療せずに放っておいた自分自身の責任である。特に、ニキビ跡で皮膚が陥没した場合、その治療を試みる場合、多くは注射器でのコラーゲン注入となる。加齢や紫外線でできたしわも外科手術の第一選択� ��してコラーゲン注入が行われるようであり、注入用コラーゲンの用途のほとんどがニキビ跡治療と加齢しわ治療に2分されている。困ったことに、ニキビ跡へのコラーゲン注入は、しわ治療が1〜3回程度で済むのに対して、3回以上は注入しなければならない。しかも、しわに比べて、治りにくく、費用がかかる。たかがニキビとバカにすれば、後日、皮膚を元に戻すために多額のお金が必要となるので、あとで後悔しないためにも適切な処置を施すことに気を配っていきたいものである。

それでニキビに「何が効くのか」色々試したくなったわけであるが、結論としては私のニキビに対してはユキノシタエキス、ビタミン剤と特に赤ニキビ(炎症を起こしている状態)には抗生物質がよく効く。できたニキビを直すには安価で確実に直すことができる。また、他に何か効くものはないかと目下のところ、さらに探索を進めている次第である。

「いかにして、コメドを作らないようにするか」ニキビには色々原因があるが、抗生物質(アクアチムローション)の外用でも、コメドが相変わらず出来ることから、私の場合はコメド形成にアクネ菌等の細菌はあまり関与していないと理解している。AHAが白ニキビ退治に効いたので角層剥離作用を持つものがどうやらニキビ予防のキーと考え、ユキノシタという薬草にたどり着いた。角層剥離作用を持つものは硫黄、AHA、サリチル酸、レゾルシン、アゼライン酸等色々あるが、どれも皮膚を荒らし、ニキビ部分以外の皮膚にも毎日外用するとなると、かなり安全性に疑問が残る。これらは無理矢理皮膚を剥がすことで薬効を示すが、その点ユキノシタは自ら角層を剥がしていこうとする能力(デスモソーム分解酵素)を高める� ��とで角層を剥がす。やることは一緒でも、アプローチの仕方が全然違う。どちらが毎日のスキンケアに最適なのかは明白である。

漢方薬局で入手したユキノシタを50%エタノールで一週間抽出濾過した後、その原液を1日4回(朝、昼、晩、就寝前)ティッシュで拭き取り式で外用してみた。皮脂がよくとれるので、すっきりして気持ちがよい。すると、3日ほどで期待通りにコメドが消滅し、また中途半端に治りきらずにあった赤いニキビの上にコメドができ、そのコメドが潰れると、赤いニキビも乾燥して、潰れていった。これはなかなか面白い現象と考えている。今のところ、効果を確認しているのは私だけなので、なんとも言えないが、ユキノシタは親戚や友人の庭に生えてたりするので、分けてもらって試せばいいと思う。昔から薬草として利用されていたが、ここまで効くとは思ってもいなかった。なお、ニキビについての「皮膚科Q&A」という皮� ��科医向け冊子には、昔からユキノシタとドクダミは民間療法で使われていると紹介があるようだ。新しい発見かと興奮したが、なんだそういうことだったのか・・(笑)

今後の課題は、ニキビ跡の赤みを早く消せる薬草の探索だろうか。

【ビタミンBコンプレックス(ネイチャーメイド)】
ビタミンはニキビに効かないと思って使ってはいなかったが、改めてビタミン剤(一日3回B2 30mg、B6 15mg)を飲んでみると、意外によく効き、一ヶ月でコメドが大幅に減少した。
費用700円

【 ビタミンA酸 (レチンAクリーム)】
ニキビ治療では効果的な薬剤だと数々の文献で紹介されたので、個人輸入してトライアル。

顔の左半分に塗り、右半分にはなにも塗らずに有効性を評価。使用5日目でこめかみに刺激感を感じる。とても痛い。洗顔すると水がしみ込むのがわかる。それでもしばらく塗り続けて10日目には額と顎は明らかにレチノイン酸をつけた方が綺麗になる。しかし、頬はレチノイン酸をつけている左頬が多い。10日目には刺激感は消失したが、効果を感じながらも、まだ抗生物質の方がましと考え治療を中止。

費用:3000円ほどであったが、アクアチムクリームの方が治療成果は上である。コストベネフィットと考えると私にとっては特に必要としない製剤である。かかりつけの皮膚科医の評価は 刺激感がつよく、皮膚ががさがさ乾燥するので使えない人が多いとのことであったが、その通りだと思う。また、アメリカではディフェリンという低刺激型ビタミンA酸が主流となりつつある。日本でもあと、10年したら、ディフェリンがニキビ治療剤として登場するのかもしれない。(一部の美容皮膚科医がディフェリンでの治療を行っているが、高額である)

【ナチュルゴ メンズクレイパック(資生堂)】
化粧品の文献では、クレイパックがニキビ予防によろしいと書いてあったのでトライ。私のニキビは夜に出現し、朝起きたら白ニキビができているということが多いので、それなら寝ている間のニキビケアが重要だと考え、就寝前にこれで顔全体に5分間パックをして効果を見てみる。クレイは皮脂吸着効果が高いので、額のニキビ予防効果にはかなり効果的で、ニキビは皆無になった。なお、皮脂が少ない部分にできる頬、顎、口元のニキビには全く効果なしであった。おそらく、ニキビの発生原因が違う可能性であるため効果がないのでは・・・と考える。

費用:500円ほどで、額ニキビ予防には最も効果的だと判断している。ただ、ほかにいいクレイがないか� �色中である。


膝の痛みの診断

【ピンプリットN(資生堂)】
薬局で売っているニキビ治療薬で硫黄4%、レゾルシン2%、酸化亜鉛2%を含む。塗ると目立つので夜間のみ外用した。確かにニキビは小さくなっていくが、アクアチムクリームほどの効力はない。
費用:1000円

◆特殊品(ニキビに効く薬剤の探索)

【酸化亜鉛(亜鉛華、試薬特級) 】

酸化亜鉛は抗炎症効果、よわい殺菌効果をもつので、昔から亜鉛華軟膏として使用されていた。ボデイクレイ叶サのねんどのシンプルジェルと酸化亜鉛をスプーンの上で適量混ぜて、就寝前にニキビの上に塗布した。朝起きて赤いニキビは小さくなるものもあったが、白ニキビにはあまり効果がないように感じた。ニキビ治療というより、現在の皮疹を悪化させないようにする製剤だと考える。

【T−AMCHA(トラネキサム酸)】
化粧品メーカーによってはビタミンC誘導体でのニキビ治療は学会でも特に重要視されておらず、また捕捉する活性酸素についても種類が限られニキビ治療効果は疑問であるとの見解があるようである。 それならと思いそのメーカーが重要視する成分の1つであるトラネキサム酸2%を外用する。外用2週間で、すでにあるニキビには効果が薄いがなんとなくニキビができにくくなったような感じがする。また、トラネキサム酸自体は美白剤であるので、ニキビ跡の色素沈着に効果があるのではと期待しながら使う。結局のところ、私にはすでにあるニキビに対してはアクアチムクリームの方が効果的であると考えている。なお、T−AMCHA配合の化粧水はアユーラから買え る。また、T−AMCHAをニキビに悩む人12人に試してもところ、4人の方からこれがあると肌荒れしにくいという報告があった。T−AMCHAは肌荒れの原因の1つである皮膚内にあるタンパク分解酵素の働きを抑える成分で、わかる人には化粧水に配合されていないとすぐに肌の調子がおかしいと感じさせるほど存在感がある成分である。

【ビタミンC誘導体(アスコルビン酸リン酸マグネシウム)】
最近、健康雑誌ではビタミンC誘導体でのニキビ治療が話題なので、自分も5%水溶液を調製し、外用した。特にニキビが減少したということはなかったが、皮脂分泌が異様に抑えられた。顔の左右に塗り分けて使用感をみたが、5時間後でもこんなに効いていいものなのかと驚くほど皮脂の大幅減少を確認した。ビタミンC誘導体はアブラギシュな顔にならないために、いいのかもしれない。なお、人によっては数回の使用で肌が白くなったのを実感したり、家族等から色白になったことを指摘されたという報告もあった。

【硫黄ローション】
皮膚科でもらう薬で殺菌、厚くなった角質層を剥がしニキビを直す。毛穴にすむニキビダニはこの硫黄でしか殺せない。外用してみるものの特に効果は薄いような気がした。人によっては刺激が強すぎて、これでかぶれることがあるようだ。

【AHA(5%グリコール酸)】
ケミカルピーリングでニキビを治すのが巷で流行っているの様なので、自分でやってみた。AHAの特徴は毛穴の詰まりをなくすことによるニキビ治療である。自分でニキビを潰して膿(白血球)をだすのも似たような事なのであるが、自分で潰すと患部の殺菌不十分により他の菌に感染したり、跡が残ってしまうこともある。効果としてはなかなかよく効いて面白かったが、痛いのでやめた。なお、ニキビが大量にある人にはとても効果があるようだ。

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- - - << 皆様からのご報告分です >> - - -

とんとんさん 2002.2

私の肌タイプは、脂性乾燥肌かな?Tゾーンなどはか なり 日中てかります。しかし、うるおいは不足がち

2001年三月
ストレスによるにきびが多発。もともとでき やすい体質だったが、赤みをおびて、たまにアサ起きてみると 血が出てたり、、、このときが最もピークでした。

 2001年四月
皮膚科に通う。抗生物質のクラリス錠、ミノ マイシン錠を飲んでいたが、なかなか効果がない。

 2001年五月
ピーリング開始。抗生物質の効かないニキビ なので最後の手段となる。 サリチル酸を塗布。かなり痛い。浸透したらふき取ってもらい 、冷やす。 ピーリングの前後何日かは日焼けに特に注意する。なぜなら皮 フがむけてくるため。 漢方薬 清浄防風湯を一日三回食前に投与 その後、月に二回繰り返す。

2001年 6月から11月
皮膚科にてサリチル酸ピーリング(二週間に一回) 6月から8月くらいまではかなり皮膚がむけていました。 それと併行して皮膚科オリジナルの軟膏を夜のみ塗布してまし た。 詳しくはわかりませんが、二硫化セレン配合です。 9月から11月くらいになると、ニキビの目立つとこのみピー リングをするようになりました。 この頃になると、5月の頃の赤みなどはかなりなくなり、にき びも割とできにくくなりました。 

11月から1月
皮膚科の先生から新しいピーリング用の軟膏に切り替え。 こちらはサリチル酸よりもマイルドな軟膏で、肌に塗っても、 刺激がかなり少ないが、肌には即効性はない。しかし、肌への 負担が少ないと説明された。

 2月から3月
かなり治ってきたので、漢方薬を中止。その後、変化ないので 今は飲んでいません。 今まで二週間に一度のペースで行っていたピーリングが一週間 に 一度のペースになった。二硫化セレン配合軟膏もずっと使用し ています。

かやさん 2002.1

年齢:29歳
にきび歴
: 14年
にきびのタイプ
脂漏性の湿疹といわれるしろにきび。大学2年のときに皮膚科に行き、皮膚の、 男性ホルモンへの過敏反応と診断される。

過去の肌の状態
白にきびが Tゾーンと頬に小さくたくさん出来る。   23歳ごろまではこの白にきびと顔全体の赤みに悩まされる。

現在の肌の状態
目の周り、口の周り以外オレンジの皮のように細かいでこぼこがたくさんある状態。  皮脂の分泌も盛ん。肌のきめはかなり失われていると思います。

使った化粧品と、通院で処方された薬などの履歴
にきびのために基礎化粧への目覚めは遅く(?)19歳。百貨店にはたいてい入っている拭き取り化粧水が売り物の某メーカー。拭き取り化粧水、洗顔石鹸、乳液を購入、3ヶ月使用するも、肌の乾燥がひどくなり、赤味を帯びた肌もいたみを感じるようになり、使用をやめる。 

それと同時に千葉にある皮膚科に通院。(19歳)「女性ホルモンだといろいろ問題があると思われるので、男性ホルモンをおさえる薬」と説明された錠剤を内服。硫黄系の拭き取り化粧水のようなものも処方される。病院では、機具によるにきびつぶしを行う。化粧水の方は別段何ともなく、効くと言う感じもなく、といった具合だったが、内服薬の方の効き目はすごかった。内側から透き通るような透明感、白くもちもちとしている自分の肌なんて、見るのははじめて。しかしこの内服薬、リバウンドもすごく、きらして2日もすると、いままでの白にきびと合わせて赤いぶつぶつが顔じゅうに大量発生。しかし飲み始めると収まり、やめると発生。そのくり返しで4ヶ月間、さすがに薬無しで要られない体にはなりたくなかったし、恐く なって通院を中止。あの薬は何だったんだろう。当時の自分の無防備さを痛感する。薬名でもメモっておくべきでした。

その後、駅前などに事務所がある、鉱物油、界面活性剤を使っていないとうたっている某メーカーに出会い、20歳から現在まで使用。洗顔石鹸、化粧水、昔乍らの水おしろいをベースメークに取り入れてある。乾燥、つっぱり感がなくなり、自分に合うとおもって長年使用。辞典で、その内容成分を調べるも、似たような名称が多く、専門外のわたしにはお手上げ状態。 20代後半になって、にきびも一段落したのでメイクアップに興味を持って国産メーカーのものなど使用して6ヶ月。それまでは化粧水にお粉をはたくぐらい。でも、「化粧品原料辞典」を購入をきっかけに、恐くなってやっぱり止めてしまいました。あまり過敏にならず、肌が荒れなければまあよしとして、使ってもいいのかどうか。判断しかねています。何より基礎化粧 に何を使えば言いのかわからなくなってしまいました。頬やTゾーンの、オレンジちゃんのような跡はまだたくさんあるし、、。

なゆ さん 2000.11

* 肌質 *
ちょっとアレルギー気味。
ある種の合成界面活性剤にひどく弱いらしい。

* にきび歴 *
中学の終わり〜21才頃まで
人並みに、顔中&背中にできていました。


神経膠芽腫&背中の痛み

* 備考 *
チョコレート大好き
にきびの原因どう考えてもチョコでしょ!と言われるくらいよく食べる。

* 効果のあったもの *
無水系コールドクリーム・ケミカルピーリング

私の場合は、この2つさえあれば、一生にきびで困る事はないかな、という感じです。両方ともにきびのあぶらが浮き上がってきて、
すんなり治ってしまいます。全体的な皮脂量も減ったように思います。ピーリングは顔全体に。コールドクリームはにきびに塗り付けるだけでも、朝にはずっと改善されています。お鼻のブラックヘッドにはマッサージして蒸しタオルします。(本当は顔全体にマッサージ&蒸しタオルした方が良いらしいです)

* その他もろもろ *
ビタミンB、ゼラチン、納豆 を摂取してみたり、カオリン、精油 など断続的に使ってます。目に見えるほどの効果はありませんが。

koiciさん 2000.11

■僕の肌
20台半ばの男性です。肌質はオイリードライ。脂ギッシュですが皮膚が薄いのか、乾燥や化学物質などの刺激に弱い方です。よくかぶれます。小さい頃はアトピーで、今もアレルギー体質。中学から高校にかけてニキビが出来始め、高校から大学に入ってからピーク。親譲りの脂性で、ストレスや食事や睡眠時間に関わらず年がら年中、ニキビが出来ています。体の内側から!と思い、色々な健康法も試しましたが、ほとんど効かなくて、結局今は洗顔と保湿・角質ケアを中心とした方法でニキビを抑えています。

■色々試してけど・・・
ニキビ克服のために、随分色々な安コスメなどをマツキヨで買いあさりましたが、なかなかうまくいきませんでした。まず、さっぱりタイプの化粧品はダメ。とくに、皮脂吸着粒子が入っている化粧品は、洗顔後の肌につけたとたん粉吹きイモの様になって、ヒリヒリしてしまう。しかも、時間がたてば、やっぱり、ギトギトしてくる。酸化亜鉛配合のモノは、肌に粘っこい膜が張ったようになり、こめどが悪化。殺菌効果や皮脂分泌抑制効果をうたう製品は効き目ゼロ。ピールオフタイプのパックは、肌が荒れたし、コメドがうまくとれず、面倒くさい割には結局効果はありませんでした。
ゴマージュはコメドがぽろぽろとれて結構好きなんですが、調子にのってやりすぎて肌を痛めそうだし� ��効果も一時的。硫黄配合も臭いし乾燥するのであまり好きではありません。でも、コーセーのレシピオは硫黄配合なのに良いにおいで、しっとりと良い感じでした。角質クリア成分の入ったオルビスのクリアシリーズも、しっとりして、こめどが減りました。コメド中心のニキビ治療は、一般的なニキビ用化粧品で唱われている「殺菌」「皮脂抑制」ではなく、「上手な洗顔」「保水」「角質ケア」がキーワードのような気がします。

■日中のギトギト対策
洗顔後、時間が経って、ギトギトしてきたら、街で配っている質の悪い、ティッシュで顔を押さえると、ビックリするくらい脂がとれます。脂とりがみは、カシャカシャうるさいし何枚も必要なので、リンリンハウス(テレクラ)のティッシュの方が気に入っています。ちなみに抵抗のない方は、トイレットペーパーもお勧め。良く脂を吸い取ります。

■ユキノシタ美肌水が効いた!
ユキノシタ化粧水を使うと、見事にニキビが減ります!これにはびっくり。僕は、ゴツゴツした岩のようなニキビ、と言うよりは、顔中コメドだらけで、小さいニキビが至る所に出来まくっているタイプなので、角質のターンオーバーに効くユキノシタが合っているんだと思います。原液を作り置きしておけて、必要に応じて美肌水とブレンドするだけなので手間いらず。原液のエキスを作るのは面倒なんですけどね。香りは甘い、メープルシロップのようで最高です。ユキノシタを入れると、美肌水の保湿力がアップします。でも、白い服に付くとシミになるので注意。

■洗顔
ねば塾の「せせらぎ」で顔も体も洗います。顔を洗うときは、「魔法の泡立てネット」を使います。浴室では体中をクエン酸リンスしています。クエン酸リンスをすると、肌がしっとりする気がします。

■保湿
今は、体には美肌水、ニキビや鳥肌のある顔&腕&背中はユキノシタ美肌水を使っています。顔は、時期によっては更に、アテニアのオイルコントロールミルクをワンプッシュ使っています。昼は「ねんどの日焼け止め」を気まぐれでつけています。なんか、毛穴が目立たなくなり、ギトギトした感じも無くなるので良い感じです。

■ビタミン剤
含有量の多いネイチャーメイドのBコンプレックスを2ヶ月飲んでみました。皮脂の分泌は少なくなったように感じますが、ニキビは減りませんでした。ちなみにCや亜鉛ものんでいます。最近、ネイチャーメイドから、ファンケルの改良新発売されたB群に切り替えました。値段も内容もGOODです!

■クリンダマイシン・ローション
これは、ユキノシタと同じくらい効きます。ユキノシタとは作用機構が違うので、一緒に使えば、完璧!とおもって、重ね付けしたら、大して効果が上がりませんでした。残念。クリンダマイシンは、これだけだと、乾燥します。また、口にはいるとすごく苦いし、揮発したアルコールが鼻にはいると蒸せます。肌が荒れているときは、カーッと熱くなるし、あまり、心地の良い使用感ではないので、やっぱりユキノシタ
美肌水が気に入っています。

■ビタミンC誘導体
10%でパックする事3,4日・・・。びっくりする効き目。顔がツルツルになりました。ほんと、鏡を見て「あんた誰?」って感じです。赤みも摂れるし、ブツブツも消えるし、ツルリーン♪とした感じです。でも、高いし、作るとしても面倒くさい。根性のある方は試す価値あります。

まよさん 2000.2

私は大学4年ぐらいの時からニキビができ始めたのですが、これまでいろんなことを試しました。
効果があったと思えるものは、
・エステのビタミンCのイオン導入
 これは以前メールでも書いたことがあるのですが、肌がぷりぷりになってニキビの赤みも随分引いて、初めて自分の肌を綺麗だと思えました。でも、お金がとてもかかって。ゲル化粧品もセットで使わなくてはいけなくて、3ヶ月ぐらいで30万ぐらい使ったかなぁ。
とても続けられませんでした。

・石鹸洗顔
 それまでは、フルメイクもしていたし、クレンジングに界面活性剤がたっぷり入ったものを使っていたのですが、石鹸洗顔&ノー化粧水をしたら、赤く大きく腫れるニキビは出来なくなりました。・…しかし、反面小さな白にきびができるようになって(それまでは赤く大きなニキビが1つか2つ出来ていることが多かったのですが)。半年以上頑張ったけど、ぶつぶつ(細かいのが頬に無数に出来ていました)は全然変わりませんでした。

・C化粧水
 しんちゃん直伝のC化粧水なのですが、初めは全然効果がわからなかったのですが、2月ぐらい経った後、家族等に言われるようになって。特にT-AMCHAが効いたようです。それが効いたということは角質に問題があったのかも・・・ということになるのかな?そういえば、ニキビができるようになってから、2年の間ぐらいは治したい一心でエステに通いまくっていたもんなぁ。
そのエステというのは、スクリューブラシみたいなので、皮膚をマッサージ?してくれたり、毛穴吸引をしてくれたのですが、今考えると恐ろしいです。この年で頬の毛穴が広がってきたのはそのせいではないかとも思えます。

・ねんどジェルでの洗顔
 石鹸で洗ったらなんだか突っ張るようになっていたのですが、ねんどジェルを使って優しく洗うようになったら、過度の乾燥がなくなって、ガサガサ感は薄れました。 でも、私にはぬるま湯洗顔は合いませんでした。挑戦するとニキビがてきめんに悪化しました。

えっと、私のニキビなのですが、ストレスが溜まっている時はかなり悪化します。なんでこんなところに?というところにまで、ニキビが広がったし、その時に出来たニキビの跡も1年近く経った今も引いていません。それと、ファンデーション。これもぶつぶつが増えました。おしろいにしたらかなりましになりました。後、物理的な刺激を与えると肌が調子悪くなるようです。顔をこすって垢をこすり落とすくせを気をつけるようにしたら、良くなりました。それと、最近では塩分を多く含んだ食べ物をたくさん食べた時に赤く大きく腫れるニキビができました(気のせいかもしれませんが)。もしかして、私のニキビは腎臓にも関係あるのかしら?なんて考えていますが…。


今の私のケアは、
朝 シンプルジェルで洗顔→C化粧水→ベリーベリーUVミルク→ルナレーナのパウダー
夜 メイククリア→シンプルジェルで洗顔→C化粧水→Cパック→目元だけモイスチャーベール
ビタミン剤はビタミンC、E、B群をとってます。
という感じです。肌の調子はわりと良いのですが、でも、小さなぶつぶつは(一時期よりは随分減ったのですが)まだ依然としてできるんですよね・・・・・。なんとか全快して欲しいなぁ

まーやんさん 2000.2

さて、僕のニキビは白くなるニキビ(すぐ化膿する?)ものがほとんどした。ところが、ここ2週間ほどC誘導体入りの化粧水を使っていたところ赤いニキビもできるようになってきました。悪化したという意味ではありません。全体のニキビの量は減っています。白いニキビより赤いニキビのほうがいいのかな?と思いましたが、関係ないですよね(笑)。

それと、1ヶ月前くらいから皮膚科に行っています。1日2回、ツムラの十味敗毒湯という漢方薬を飲んでます。効果のほうは、それなりにニキビができにくくなってるような気がします。さらに、その病院ではイオン導入もやっています。始めに何かを塗ってラップをまき蒸気を当てる。次に、また何か塗ってイオンです。このイオンのときに塗っているものはC誘導体ではないそうです。
肌の新陳代謝を促すものと言ってました。これをした後は、肌に潤いが戻ります。2,3日ですけど(笑)。
やっぱり、イオン導入って効果があるのかなあと思ってしまいます。

ニキビがもっともひどくなるのはナッツ類を食べたときです。アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツなどは食べないようにしています。甘いものや脂っこいものを食べたときでも、ビタミンB剤を飲むとそれほどひどくなりません。

僕は超自然水を9ヶ月ほど使ってました。その結果、今までは鼻だけ目立っていた毛穴が頬まで目立つようになり、肌の状態は一気に悪化しました。ニキビもたくさんできたし、ニキビ跡も増えました。まあ、超自然水を使っていなかったらどうなっていたのか、比べようがないのでなんとも言えませんが・・・。

R.Yさん 2000.2

肌質データ 20歳半ば女性
        全体的に脂性。
        皮膚が薄くコメドができやすい。
        目の周りの除く顔の毛穴全体に赤く膿を持ったニキビ
        ができやすい。
        特に顎、ほほ、こめかみ部分、額の順にできやすく
        クビにもできることがある。

皮膚科通院状況(ごく最近)
1998・3 A病院
週二回、赤外線レーザーを顔に照射。顔の血行を良くするとか言っていたが、効果は感じられない。プレゾニゾロン (だったか)と、抗生物質を1日二回、バリダーゼオーラルを3回。 あと、チョコラBBを飲むように指導。これを1年半続ける。最初の1ヶ月は劇的に良くなったが、その後は、かわらず、できたりよくなったり、旅行などで1日飲み忘れると、爆発的にニキビができる。でも、薬を服用するとおさまるので、やめられず。次第に体調がおかしくなってきたので知り合いの薬剤師に何気なくきいてみると、ステロイドをにきび治療に1年もだすのは ちょっと聞いたことがないなあ、ということで 転院を考える。ひとまず、薬をやめてみたら、さあ大変。こ� ��これが噂のリバウンド????あごから下なんて、爛れちゃいました。 とほほ・・・

99.8   県立病院
さっそく、ステロイド断ちを指導される(爆笑) 徐々に減らしていく方法で、他に薬をフラビタン 5mmg、シナール200、ビタメジンカプセル、ケフラール250mmg。外用薬として硫黄カンフルローション。リバウンドみたいなものは落ち着いた気がしましたが、やっぱり、(+_+)中できるので、どうしたものやら。抗生物質も断ちたい!

99.12  またもや、転院
小さい病院ながら、評判のいいB病院。6年前に半年位通ってたんだけど、なかなかよくならなかったし、就職して県外にでたのでやめた病院でした。漢方との併用治療。  抗生物質は飲みたくない!といって現在に至る。 ツムラダイオウ牡丹ピ湯、ハイチオール、シナール、外用薬としてアクチアムローション、テラ・コートリル軟膏。テラコートはステロイド系か??と拒絶反応もあり、あまり使ってない。化膿してどうしようもないところだけちょこっと塗る(夜だけ)ぐらい

その他、県病院に転院する前に、漢方薬局にいったりしましたが、1日1000円ぐらいの費用がかかったので1ヶ月ほどで挫折。そのかわり、薬湯はききました。お金があれば続けたいくらい。それは、オウゴンです。その茎だか根みたいなものを乾燥したものをせんじて飲むんですが、赤みなどが3日ぐらいですうっと落ち着きました。その他、そこで調剤された薬も効きました。(どういう原理でおちついたかわからないので使ってないです。ステロイドより効果があるのではと思うほど。成分の合成によって近いものになったのかも?←素人考え成分表があるのでよかったら解説していただきたいぐらいです)

そこでのニキビの治し方は、
1.クレンジングオイルで洗いながす。
2.酵素洗顔で洗顔。ぬるま湯でながす。
3.グリチルリチン酸配合の某化粧水でふき取る。(消毒)
4.弱酸性の化粧水で整える
5.硫黄カンフルローションを患部にぬる
(昼は上澄み、夜はよくふって)
6.軟膏をにきびにつける

で、化粧(できるだけ粉化粧で!)

夜はこのあと、硫黄などのはいったパックをする、と。にきびができなくなったら、ビタミンC誘導体をうすくぬってその上にパック剤をのばし5分から15分くらいパック。そのあと、タオルで蒸すようにふきとり、お湯で洗顔するとニキビあとが良くなってくるらしいです。もちろん、漢方屋さんだから薬も服用しないといけないのですが、ちょっと、コストがかかるので今のところ断念。上記の方法の洗顔とかにはもちろん具体的な商品名があるわけですがあえて、単純に書いてみました。要するに手持ちのこの特性のあるものならいいのではないかと思いました。とういうことで(コスト削減のため)他の商品をいろいろ試しつつ、今、私自身による人体実験中です。多くの病院では化粧してはいけないと云われますが、仕事上しなく� ��はいけない場合にはいかに負担を少なくできるか?というのが今後の課題ですし、いかに金銭的に負担なく。メイクも大好きなのですがスキンケアにお金をかけすぎて日常的な付き合いに支障ができては元も子もないので。

現在のスキンケア(今のところです)
1、2は上記の方法で。
3.弱酸性化粧水                     
4.ちふれMC−Uホワイトニングエッセンス
  に同社ホワイトニングパウダーを混ぜたもの。
5.ボディクレイ ねんどのスキンミルク

で、患部にだけアクチアムローションをぬっています。

これから、化粧下地を塗って粉化粧です。油田のようだった肌が、ほとんど脂が出なくなりました。かといって、乾燥して皮がむけたりとかもなく新しくニキビができなくなってきております。うれしい!この方法はB病院に移ったぐらいからやっていますから、なにが効いてこんなに良くなったかはよくわからないのですが。食事もかなり制限したものをやっているのでそれかもしれないし。まだまだ、実験は続いています(最終的には手作りにチャレンジしたいですが、衛生のことを考え二の足を踏んでいるところです)人によっては、つっぱり感をかなり感じると思います。実際、私も突っ張りますが、皮脂による不快感やニキビの発生を天秤にかければなんともないことです。今後は刺青のようなニキビ跡の改善が目標です。(でも 、油断したらすぐにできるんだろうなあ・・・・)
個人的な遍歴なので役立つ情報ではないかも知れませんが、少しでも肌で悩んでいる人たちに、役に立てればと思っています。

この方はステロイドをつかっておられましたね。ニキビ治療にもステロイドが使われることがあって、人によっては魔法をかけたように、ニキビが綺麗に治ってしまうことがあるようです。ステロイドの害とニキビの悩みが消えるというメリットの両方を天秤に掛けて考えないといけないと思いますが。

 

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